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管理栄養士なら覚えるべき【医療・福祉の現場でよく使われている病名の略語、症状についての説明】

今回まとめた医療・福祉の現場でよく使われる用語集は、

管理栄養士として老健で働く中で覚えていった言葉です。

 

管理栄養士試験をパスしたからと言っていきなり現場では使え物にならなかったです。

 

申し送りを聞いていてもわからない言葉ばかりで呪文のように聞こえました。

 

管理栄養士試験は医療・福祉についても勉強をしていますが、看護師みたいに医療に特化したカリキュラムではないので、現場に入ってから学ぶことが本当に多いです。

 

今回なぜ医療・福祉の現場でよく使われる用語集を作ろうと思ったきっかけは4月から入職予定の新卒の皆さんが少しでも早くから現場に慣れて欲しいと思い、まとめることにしました。

 

老健に勤めていから5年目になります。

 

その中で特に覚えておくべき用語、病名の略語、カルテや看護記録等によく記載されている症状、よく行われている検査用語、よく聞く治療や医療処置用語、その他の医療・看護用語です。

 

管理栄養士、看護師、介護福祉士、社会福祉士、ケアマネ、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の皆さんの少しでもお役になれたら幸いです。

 

 

*全てを網羅しているわけではありませんので、ご承知おきください。

 

 

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よく使われている病名の略語の一覧

 

脳神経

apolexy   脳卒中

OCI    脳梗塞

 

循環器

AAA  腹部大動脈瘤

Af     心房細動

AP    狭心症

CHF      うっ血性心不全

HT   高血圧

MI        心筋梗塞

 

呼吸器系

COPD 慢性閉塞性肺疾患

 

消化器系

ireus  腸閉塞

 

内分泌・代謝系

DM  糖尿病

 

泌尿器系

CKD  慢性腎臓病

UTI    尿路感染症

CRF  慢性腎不全

 

悪性新生物

K  癌

 

骨・関節系

RA  慢性関節リウマチ

Fx   骨折

 

精神系

DLB レビー小体型認知症

dmentia 認知症

 

その他

ターミナル・ステージ 終末期

   

 

カルテや看護記録等によく記載されている症状

 

 

 

一般状態

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 VS・TPR

生命の徴候。脈拍・心拍・呼吸・体温・血圧・意識などが含まれる。

 

BT・KT 

体内の生化学反応によって発生する熱と体外へ放出される熱との関係で決まる体の温度。正常(成人)は腋下体温で36~37°C

 

BP 

心臓から送り出された血液が血管の中を通る時、血管にかかる圧力のこと。正常値(成人)最高血圧130mmHg未満、最低血圧85mmHg

 

R 

息を吸ったり吐いたりすること。正常呼吸(成人)1分間12~20回

 

P 

心臓が規則的に収縮して血液が押し出されるたびに体表近くを走る動脈に伝わる周期的な拍動。正常呼吸(成人)1分間60~90程度。

 

HR 

心臓が血液を送り出すために収集する回数のこと。通常1分間の回数をいう。正常値60~90

 

意識 

頭がはっきりしていて、自分自身や外界のことがわかっている状態。

 

 

脳外科系

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傾眠

周囲からの刺激があれば覚醒するが、すぐうとうとして、意識が混濁する状態。

 

見当識障がい

場所・時間・おかれた状況等がわからなくなること。

 

高次脳機能障害

失行・失語・失認・半側空間無視等、学習や記憶、言語活動のように情報の蓄積と分析、統御に基づいた行動に関する大脳の機能の障がい。

 

失行

失調、不随意運動、筋緊張異常などの運動障がいや感覚障がいがなく、行うべき動作または行為を十分了解しているのにできない状態。

 

失語

聴覚障がいや運動障がい、および一般的な知能・精神障がいがないのに、脳の病巣により、言語の理解や表出が障がいされたもの。

 

失認

以前から熟知しているはずの物や人を認識する能力が、全面的あるいは部分的に喪失してしまうこと

 

半側空間無視

損傷した大脳の部位と反対側の刺激に反応せず、注視した空間の半側に注意を向けたりできない認識障がいの症状。

 

 

血液・循環器系

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潜血

尿や便に微量の血液が混じっている状態のこと。

 

除脈

通常50/分未満の心拍数のこと。

 

頻脈(タヒ

心拍数が1分間に100以上の状態。

 

うっ血

静脈の血液循環が障がいされ、血流が停滞すること。

 

 貧血(アネミー

一定量の血液の酸素運搬物質の濃度が低下した状態で、微熱・易疲労感・頭痛・動悸・息切れが起こる。

 

チアノーゼ

肺もしくは心臓の機能不全による循環障害により、唇・まぶた・手足の爪等、皮膚が紫藍色または暗青色になること。

 

脱水

体内の水分が喪失される時に電解質も喪失し、口渇や発熱、痙攣、昏睡などの症状が起こる。

 

浮腫(エデーマ)

皮下に組織間液が貯留すること。

 

発熱(フィーバー)

病気が原因で、体温が平常より上昇した場合(37°C以上)をいう。

 

悪寒

さむけ。感染初期や過激な発熱初期によくみられる不快なさむけ。

 

 

 

 

 

 

呼吸器系

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咳嗽

咳。肺・気管支・気管から異物・刺激物・分泌物を排除できない場合の防御反応のこと。

 

喀血

咳とともに気道または肺から吐き出される鮮紅血の大量出血のこと。

 

喘鳴

気管支ぜんそく等で、呼吸時に「ゼーゼー」「ヒューヒュー」というような状態。

 

嗄声

しわがれ声。声帯に病変があるため、音声が異常な状

 

胸水

胸膜腔に貯留した液。通常は少量が胸膜の表面をうるおしているが、胸膜炎・肺がん・肝硬変などの際には増加する。

 

 

消化器系

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腹水

腹膜の炎症や肝臓・心臓・腎臓の疾患などにより腹腔内にたまった液体。

 

吐血

食道・胃・十二指腸などから出血した時に、その血液を吐くこと。

 

下血

疾患により消化管内に出た血液が肛門から出ること。

 

血便

血液の混じった大便。

 

 

 

泌尿器系

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失禁

小便・大便・涙等を自分の意思によらず排泄してしまうこと。

 

尿閉

膀胱内にたまった尿を上手く排出できない状態。

 

無尿

一日の尿量が100ml以下で膀胱に尿がたまらない状態。

 

乏尿

一日尿量が400ml以下で、排泄する尿が著しく少ない状態。

 

膿尿

白血球のまじった尿。尿路に炎症のある場合にみられる。

 

血尿

腎臓・膀胱・尿道のいずれかの部位からの出血により、尿に血液が混じって濁ること。

 

頻尿

排尿回数の異常な増加をきたす疾患または状態。

 

多尿

一日の尿量が3000mlを超えるもの。多量の液体摂取や神経興奮・萎縮腎・糖尿病・尿崩症などが原因。

 

神経系

 

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パーキンソニズム

振戦、筋強剛、動作緩慢、姿勢反射などのパーキンソン病類似の症候を呈する病態を指す。

 

仮面用顔貌

パーキンソン症候群の3大症候の一つ。他に運動緩慢及び無動症がある。無表情となり瞬きも少なく、一点を見つめるような顔つきが特徴。

 

不随意運動

意思に基づかない不合理な運動のこと。

 

振戦

意思とは無関係に、筋肉の収縮、弛緩が繰り返された場合に起こる、リズミカルな振動運動である。

 

疼痛(ペイン)

ずきずき痛むこと。うずき。

 

 

内分泌・代謝系

 

ムーンフェイス

満月様顔貌。ステロイド使用による副作用で、体重増加とともに顔がまん丸になる症状。

 

骨・関節系

 

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回旋

回す動作のこと。

 

外旋

体の外側にひねる動作股関節等。

 

内旋

体の内側にひねる動作(股関節等)

 

外転

四肢を体正中線より遠ざけるような、冠状面内の動きを指す。

 

内転

四肢を体正中線に近づくように内方に向かう関節動作

 

伸展

関節を伸ばすこと。

 

屈曲

関節を曲げること。

 

後屈

体を後ろに曲げること。

 

前屈

体を前に曲げること。

 

側屈

体を横に曲げること。

 

背屈

手首の運動で手背側に曲げること。

 

掌屈

手首の運動で、手掌側に曲げること。

 

ROM(ロム)

身体の各関節が傷害などが起きないで生理的に運動することができる範囲(角度)のこと。

 

良肢位

関節拘縮をきたし、その位置で動かなくなっても日常生活にもっとも支障が少ない手足の位置。

 

拘縮

関節動かさないために、次第に関節の動く範囲が狭くなった状態のこと。

 

内反尖足

足関節、すなわち足首がピンと伸びて、足の底が内側を向いた麻痺のある足の特有の拘縮の状態

 

強直

かたくこわばること。

 

固縮・強剛

身体の筋肉が持続的に強くこわばること。

 

精神系

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 幻覚

実際に感覚的刺激や対象がないのに、あるように知覚すること。

 

せん妄

意識混濁に加えて、幻覚や錯覚がみられるような状態。我を忘れて意味不明なことを言い出すこと。

 

妄想

根拠もなくあれこれと想像すること。事実でないことや根拠の薄いことを強固に確信しており、どんな手段を以てしても訂正できない状態。

 

抑うつ

気分が沈んで晴れないこと。

 

焦燥

いらいらする、あるいはむしゃくしゃする精神状態。

 

皮膚・創傷系

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熱傷(バーン)

やけど

 

挫創

物にぶつけたりして皮下組織と皮膚の表面に傷口がある場合の怪我のこと。

 

挫傷

物にぶつけたりして、皮膚の表面に傷口がなく内部組織が身障する怪我のこと。

 

擦過傷

すりきず。かすり傷。

 

漿液

一般的に薄い黄色透明な種々の体液のこと。

 

膿(アイテル)

うみ。炎症部が化膿して生じる黄白色または黄緑色の不透明な粘液。

 

滲出

液体が外ににじみでること。

 

漏出性

もれて出ること。

 

ポケット

寝たきり等で筋肉量が減り骨が突出した所の皮膚、皮下組織・筋肉が体重で圧迫され血流障がいが起こり、創傷がポケット状となること。

 

次回は、よく行われている検査用語、よく聞く治療や医療処置用語、医療・看護用語、文書に記載されている略語を紹介します。

 

 

 

 

 

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