Bayashipapaのブログでアウトプット

自分で考えていくための参考となるお話や本の紹介を目指しています。

高齢者の栄養管理【食事介助の方法をご紹介】

 

 

 

 

 

食事の姿勢について

 

食べる時の姿勢は、やや硬い座面の椅子に骨盤が安定するように腰かけ、足の裏が床に着き、テーブルの上に無理なく両肘を置ける高さが理想です。(図1)

 

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食器をつかむことができなくても、手のひらをテーブルの上に置ければ、体を安定させるための支えになります。(図2)

 

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ベットから移動できない場合は、足の裏が床に着くようにベットの高さを調整し、テーブルの高さも合わせます。(図3)

 

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ベット上で食事をする場合、両足を伸ばした状態になりますが、膝下のベットを上げたり、クッションを入れたりします。(図4)

 

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本日のメニューを伝えましょう。

 

盛り付けを見せたり、献立を説明して食欲を引き出しましょう。

 

目からの刺激や料理のにおいは脳に伝わり、食べたいという意欲を誘引し、唾液が分泌されるなど体の中で食べる準備が始まります。

 

食べ物を口に持っていくときは、必ずスプーンを目の下でいったん止めて見せてあげてください。

 

スプーンは、ティースプーンが目安。

 

スプーンはあまり大きくなく、あまり深くないものを使用します。一口は多すぎても少なすぎても飲み込みにくいものです。ゴックンと一口で飲み込めるくらいの量がよいでしょう。

 

スプーンはその方の食べる位置から。

 

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気が付かないうちに自分が食べている感覚で、スプーンを本人の頭の上から差し出してしまうことがよくあります。本人が食べていることを再認してスプーンをテーブル面から運びましょう。(図7)

 

スプーンを口に押し込まない。

 

スプーンの背を下唇に当て、口が開くのを待ちましょう。反応が鈍い場合は、スプーンの背で唇の周りを軽く押したり、やさしくたたいて刺激を与えましょう。

 

唇が動くまで、スプーンの位置はそのままで。

 

口が開いたら、舌の真ん中のくぼみの上にスプーンを置きます。本人が口を閉じて、唇で取り込もうとしてから、ゆっくりやや上に向かってスプーンを引き抜きます。

 

食事が始まったらリズミカルに。

 

「ゴックン」と飲み込んだことを確認したら、次のスプーンを運べるようにテーブル面で用意して待っていましょう。食事が始まったら、主食、おかずとリズミカルに、本人の食べるペースを促すように60分以内ですませるのが目安です。

 

食べた後はすぐに横にならない。

 

食後、最低でも10~15分は座っていましょう。のどに残った食物が気管に流れ込んだり、食べたものが胃から逆流し、肺へ入ってしまう場合があります。その間に口腔ケアができれば理想です。

 

とろみのつけすぎに注意しましょう。

 

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水は、目に見えない小さな分子がたくさん集まってできています。分子と分子は付いたり離れたりが容易にできるので、水は「サラサラ」と自由自在に形を変えて流れることができます。

 

実はこの「サラサラ」が、飲み込む機能の弱っている人には、むせやすい飲み物になってしまいます。

 

一見、コップの中やスプーンの上ではまとまってみえる水ですが、絶えず付いたり離れたりしていて、口の中でもまとまっているようで、実はバラバラになりやすいのです。水を飲んでむせるのは、このバラバラになった分子の一部が、のどの別れ道で気管に入ってしまうからです(図8)。

 

そこで、この分子がばらけず一体となって食道へ流れていくように、とろみをつけたり、ゼリー状にすることで、飲み込みやすい形態に変えることができます。

 

 

 

 

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